お通夜や結婚式でいくら包む?冠婚葬祭、どこで?何する?金額・内容早わかり

役立つ早わかり

冠婚葬祭とは、人生の節目となる4つの儀式を指す言葉です。具体的には以下の4つを指します。


  • 冠(かん)
    • 成人式を代表とする、子供が大人になるための儀式です。
  • 婚(こん)
    • 結婚式を代表とする、夫婦の契りを結ぶ儀式です。
  • 葬(そう)
    • 葬式を代表とする、故人を弔い見送る儀式です。
  • 祭(さい)
    • 法事、先祖供養を代表とする、祖先を祀る儀式です。

これらの儀式にはそれぞれ様々な風習やマナーがあり、その地域や家によっても異なります。
当ページでは、冠婚葬祭の行事について、一般的な視点から解説しています。

冠(かん)

「冠」は、かつて成人を示す儀式であった「元服(げんぷく)」で冠をかぶったことに由来し、
人生の節目となるお祝い事を指します。

成人式

  • どんな行事なのか
    • 20歳を迎えた若者を祝う式典です。
      以前は元服(げんぷく)と呼ばれ、冠をかぶる儀式であったことから「冠」の代表的な行事となりました。
      各自治体によって開催され、対象者が一堂に会して大人になった自覚を深め、社会の一員としての責任を再認識する機会となります。

  • 開催場所
    • 市民会館や公会堂ホテル、アリーナ、スポーツセンターなど。
      • 市民会館や公会堂での開催が一般的です。
      • 会場では、新成人やその家族、自治体の関係者が参加し、式典や記念行事が行われます。

  • 費用
    • 男性
      • 5万円〜20万円程度
        • スーツや袴の購入・レンタル費用
    • 女性
      • 20万円以上かかることが多い
        • 振袖の購入・レンタル、着付け、ヘアメイク代


初節句

  • どんな行事なのか
    • 赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句(桃の節句や端午の節句)を祝う行事です。
      • 男の子は「五月人形」や「鯉のぼり」、女の子は「雛人形」を飾り、子どもの健やかな成長を願います。
      • 家族や親族が集まって食事会を行うのが一般的です。

  • 開催場所
    • 自宅、料亭、レストラン。
      • 自宅でのお祝いが最も一般的です。
      • 食事会では、家族や祖父母が集まり、節句飾りを囲んで赤ちゃんの成長を祝います。

  • 費用
    • 節句飾り
      • 10万円〜30万円程度(祖父母が贈る場合が多い)
    • 食事会
      • 参加人数や会場によって異なる

七五三

  • どんな行事なのか
    • 3歳、5歳、7歳の子どもの成長を祝い、今後の健康を願って神社やお寺に参拝する行事です。
      数え年で行うのが一般的ですが、満年齢で行う家庭も増えています。
      衣装を準備して記念写真を撮影したり、家族で食事会をしたりして祝います。

  • 開催場所
    • 神社、寺院写真スタジオ(記念撮影)料亭、レストラン(食事会)
      • 神社やお寺への参拝が一般的です。
      • 子どもは晴れ着を着て、家族と一緒にご祈祷を受け、お礼参りをします。
      • 写真スタジオでは家族で記念撮影を行い、思い出を残します。

  • 費用
    • 総額:1万円〜7万円程度
      • 衣装レンタル・購入費用
      • ご祈祷料(5,000円〜1万円程度)
      • 記念撮影費用
      • 食事会費用


入学・卒業祝い

  • どんな行事なのか
    • 子どもや孫が小学校、中学校、高校、大学などへ入学・卒業する際に、お祝いとして金品や記念品を贈る行事です。
      新しい生活の門出を祝うとともに、今後の活躍を応援する気持ちを込めて贈られます。

  • 開催場所
    • 特になし
      • 特に決まった会場はありません。
      • お祝いを贈る場合は、自宅やレストランで家族や親戚が集まって食事会を開くことがあります。

  • 費用
    • 贈る相手との関係性や進学先による
      • 孫へ:1万円〜5万円程度
      • 甥・姪へ:5,000円〜3万円程度
      • 友人の子どもへ:3,000円〜1万円程度

出産祝い

  • どんな行事なのか
    • 新しい家族の誕生を祝い、赤ちゃんの健やかな成長を願って贈るお祝いです。
      現金や、ベビー用品(肌着、おもちゃ、抱っこ紐など)、育児をサポートするグッズを贈ることが多いです。
      出産後7日目に行うお七夜や、生後1か月に行うお宮参りの時期に合わせるのが一般的です。

  • 開催場所
    • 特になし
      • 特に決まった会場はありません。
      • お祝いの品や現金を贈る際には、赤ちゃんの自宅へ伺うことが一般的です。

  • 費用
    • 贈る相手との関係性による
      • 親から子へ:1万円〜5万円(高価なベビー用品などを贈る場合もある)
      • 兄弟姉妹から:1万円〜3万円
      • 友人、同僚から:3,000円〜1万円

就職祝い

  • どんな行事なのか
    • 新社会人となる子どもや孫の門出を祝う行事です。
      多くの場合、現金や、スーツ、名刺入れ、ボールペンなどの実用的な品物を贈ります。
      新しい生活を始めるための費用を援助する意味合いも含まれています。

  • 開催場所
    • 特になし
      • 特に決まった会場はありません。
      • 自宅で家族と食事をするなど、ささやかなお祝いをすることが多いです。

  • 費用
    • 贈る相手との関係性による
      • 親から子どもへ:3万円〜5万円(一人暮らしを始める場合は10万円程度)
      • 祖父母から孫へ:3万円〜5万円
      • 叔父・叔母から甥・姪へ:1万円〜2万円
      • 兄弟姉妹:3万円程度

長寿祝い

  • どんな行事なのか
    • 長寿を迎えられた方をお祝いする行事です。
      代表的なものとして、60歳の還暦、70歳の古希、77歳の喜寿などがあります。
      家族や親族が集まって食事会を開き、長寿を祝うとともに、健康を願います。

  • 開催場所
    • 自宅レストラン、料亭、ホテル。
      • 自宅やレストランでの食事会が一般的です。
      • 長寿を祝う方が中心となり、親族や家族が集まって食事をしながらお祝いの言葉を贈ります。
      • 近年では、家族旅行で温泉旅館などを利用して祝うことも増えています。

  • 費用
    • 食事会の場合
      • 1人あたり5,000円〜1万円程度
        • 食事代、贈答品代、会場費、交通費など
    • 旅行の場合
      • 1人あたり1万円〜3万円程度


叙勲・褒章

  • どんな行事なのか
    • 国や公共に対し功労があった方、または公務に長年にわたり従事した方などに、国から勲章や褒章が授与されるお祝いです。
      ご本人の栄誉を称えるとともに、周りの人々が祝賀会や祝賀パーティを開催することがあります。

  • 開催場所
    • ホテル、レストラン
      • ホテルやレストランで祝賀パーティや食事会を開き、受章者やその家族、関係者が集まって受章を称え、記念品などを贈呈することが一般的です。

  • 費用
    • 祝賀パーティに参加する場合:1万円〜5万円程度
      • 会費、ご祝儀、お祝いの品代
    • 自宅などでお祝いをする場合:贈答品代、食事代など


婚(こん)

「婚」は、夫婦となるための婚礼儀式全般を指します。

縁談・お見合い

  • どんな行事なのか
    • 結婚を前提に、親族や知人などを通して相手を紹介してもらうことを「縁談」、当人同士が正式な形で対面することを「お見合い」と呼びます。
      結婚相談所やマッチングアプリを利用した現代的なお見合いも一般的になってきました。
      双方が結婚を望む意思を確認し、結婚へと進む第一歩となる大切な場です。]

  • 開催場所
    • ホテルや料亭の個室
    • 結婚相談所の専用ルーム
    • カフェ、レストラン
      • お見合いでは、男女当事者が落ち着いた雰囲気の場所で初対面し、プロフィールを参考にしながらお互いの人柄や価値観を知るために会話をします。

  • 費用
    • 結婚相談所
      • 入会金や月会費、成婚料などで数十万円
    • お見合いの場
      • 食事代など(男性側が負担することが多い)


結納

  • どんな行事なのか
    • 正式な婚約を交わす儀式です。
      結納品や結納金などの金品を贈り、両家の間で婚約を成立させます。形式は「正式結納」と「略式結納」があり、略式では仲人を立てずに両家のみで行うことが増えています。
      近年は結納を行わず、両家顔合わせの食事会で婚約指輪を交換するのみ、というケースも多くなっています。

  • 開催場所
    • 料亭、ホテル
    • 自宅
      • 料亭やホテルの個室で行うのが一般的です。
      • 両家の家族が集まり、結納品や結納金、婚約記念品を交換し、今後の結婚に向けての挨拶や話し合いをします。

  • 費用
    • 総額10万円〜100万円程度

  • 結納品・結納金
    • 数十万円
  • 婚約指輪
    • 30万円〜50万円
  • 食事会
    • 5万円〜20万円
  • 仲人へのお礼
    • 5万円〜20万円

結婚式・披露宴

  • どんな行事なのか
    • 婚姻を公にし、親族や友人、知人らに夫婦になったことをお披露目する儀式です。
      結婚式は、神前式や教会式、人前式など様々なスタイルがあります。
      披露宴は、招待客に食事や歓談を楽しんでもらうおもてなしの場であり、新郎新婦の門出を祝福してもらう重要な場です。

  • 開催場所
    • 専門式場、ゲストハウス、ホテル、レストラン
    • 神社、教会、寺院
      • 専門式場やゲストハウス、ホテルが一般的です。
        新郎新婦は招待客の前で結婚の誓いを立て、披露宴では食事や余興を通してゲストをもてなし、祝福を受けます。

  • 費用
    • 総額「平均300万円〜400万円程度」

  • 会場費
    • 数十万円〜数百万円
  • 料理・飲み物
    • 1人あたり1.5万円〜2万円
  • 衣裳
    • 数十万円
  • 引出物
    • 1人あたり3,000円〜1万円
  • 写真・映像
    • 数十万円


結婚式(御祝儀)

結婚式や披露宴に招待された場合、参加者は一定のご祝儀を持参するのが一般的です。

  • お金の種類
    • 新札を使用します。
  • 金額の目安
    • 奇数の金額(3万円、5万円など)が基本です。
      「割り切れる」偶数は「縁が切れる」ことを連想させるため避けるのがマナーとされていますが、近年では2万円(ペアを連想)や8万円(末広がり)は許容されることもあります。
立場・関係性金額の目安
友人・知人3万円
会社の同僚・部下3万円
会社の上司3万円~5万円
兄弟・姉妹3万円~10万円(5万円以上が一般的)
祖父母・叔父・叔母など親族5万円~10万円
夫婦で出席5万円~7万円(奇数の金額にすることが多い)

葬(そう)

「葬」は、故人を弔い、見送る儀式全般を指します。

通夜

  • どんな行事なのか
    • 通夜は、故人様を自宅や葬儀会館などに安置し、ご家族や親しい方々が夜を通して故人様と共に過ごす儀式です。
      現代では、仕事や遠方からの参列者のために、夜の早い時間に開始し、2〜3時間程度で終わる「半通夜」が一般的となっています。
      故人様との最後の別れを惜しみ、冥福を祈る大切な時間です。

  • 開催場所
    • 自宅
    • 葬儀会館、セレモニーホール
    • 寺院
      • 葬儀会館やセレモニーホールでの開催が一般的です。
      • 参列者は故人様とのお別れをし、焼香を行って冥福を祈ります。
        その後、親族や親しい人たちが集まって通夜ぶるまいをします。

  • 費用
    • 葬儀一式費用
      • 100万円〜200万円程度(通夜から告別式、火葬までを含むパック料金が一般的)
    • 別途費用
      • 通夜振る舞い(食事代)


葬儀・告別式

  • どんな行事なのか
    • 故人様を葬送し、冥福を祈る儀式を「葬儀」、故人様との最後の別れを告げる儀式を「告別式」といいます。
      近年では、通夜の翌日に続けて行われることがほとんどで、両者をまとめて行うのが一般的です。
      僧侶や神父による読経・祈祷の後、参列者が焼香や献花を行い、故人様との最期のお別れをします。

  • 開催場所
    • 葬儀会館、セレモニーホール
    • 自宅
    • 寺院
      • 葬儀会館やセレモニーホールでの開催が一般的です。
        親族や友人、知人が参列し、僧侶の読経や弔辞を聞き、故人様との最後の別れを告げます。

  • 費用
    • 葬儀一式費用
      • 通夜と合わせて100万円〜200万円程度(祭壇、棺、人件費、運営費など)
    • 別途費用
      • お布施(僧侶への謝礼)、飲食費、返礼品代


通夜・葬儀・告別式(香典)

香典を渡すタイミングは、一般的に「通夜」または「葬儀・告別式」のどちらか一度だけです。
両方に参列する場合は、通夜で渡すのが一般的です。
その理由は、通夜は急な訃報で駆けつけることが多いため、香典を事前に準備しておくことが難しいという考え方があるためです。「不幸を予期していた」という印象を避ける意味合いもあります。
もし、通夜に参列できず、葬儀・告別式にのみ参列する場合は、その時に渡せば問題ありません。

  • お金の種類
    • 旧札(使い古したお札)を使用します。
      新札は「不幸を予期して準備していた」という印象を与えるため避けます。
  • 金額の目安
    • 奇数の金額(3千円、5千円、1万円など)が基本です。
      4(死)や9(苦)など、縁起が悪いとされる数字は避けます。
立場・関係性金額の目安
友人・知人5千円~1万円
会社の同僚・部下3千円~1万円
会社の上司・取引先5千円~1万円
兄弟・姉妹3万円~5万円
祖父母1万円~5万円
叔父・叔母1万円~3万円
両親3万円~10万円(5万円以上が一般的)

渡し方のマナー

  • 受付で渡す
    • 受付が設けられている場合は、受付で芳名帳に記帳した後、お悔やみの言葉を述べてから渡します。
  • 袱紗(ふくさ)に包む
    • 香典は必ず袱紗に包んで持参し、受付で袱紗から出して渡します。
      袱紗の色は紺や紫、緑などの寒色系が適切です。
  • 手渡しは避ける
    • 受付に台やお盆が用意されている場合は、その上に置いて渡します。
      ない場合は、袱紗を台の代わりにしても構いません。
  • 両方で渡すのはNG
    • 通夜と葬儀・告別式の両方で香典を渡すことは、「不幸が重なる」という意味合いからマナー違反とされています。

火葬

  • どんな行事なのか
    • 故人様の遺体を火葬する儀式です。葬儀・告別式の後に行われ、火葬場へと移動します。
      火葬中は控室で待機し、火葬が終わると収骨室で遺骨を骨壷に納めます。
      火葬は法律で義務付けられており、土葬が禁止されている日本では、火葬が主流となっています。

  • 開催場所
    • 公営または民営の火葬場
    • 一部の葬儀会館(火葬場併設型)
      • 火葬場で、故人様の近親者が火葬に立ち会います。
        その後、収骨室で遺骨を骨壷に納める「お骨上げ」を行います。

  • 費用
    • 火葬料金
      • 1万円〜10万円程度
        • 公営の火葬場は低料金、民営は高料金になることが多い
        • 市民料金と市外料金で差がある
    • 骨壷代
      • 数千円〜1万円程度

  • 参考URL
    • 火葬料金情報
      • 各自治体のホームページで確認
    • 葬儀会社サービス

祭(さい)

「祭」は、祖先を祀り、感謝を捧げる祭礼を指します。
また、年間を通じて行われる行事も含まれます。

法事・法要

  • どんな行事なのか
    • 故人の冥福を祈り、供養を行う仏教の儀式です。
      故人の命日から数えて、四十九日や一周忌、三回忌など、決まった時期に行われます。
      僧侶を招いて読経してもらい、参列者が焼香を行い、故人を偲びます。
      法要の後は、参列者や僧侶をもてなす「お斎(おとき)」と呼ばれる食事会を開くのが一般的です。

  • 開催場所
    • 自宅
    • 寺院
    • 斎場、ホテル、料亭
      • 寺院や自宅で行うことが一般的です。
        施主が法要を執り行い、親族や故人と縁のあった人が参列して、僧侶の読経を聞き、焼香をします。

  • 費用
    • お布施
      • 3万円〜10万円
    • お供え・仏花
      • 1万円〜3万円
    • お斎(会食)費用
      • 1人あたり5千円〜1万円
    • 引き出物
      • 1人あたり3千円〜5千円


お盆

  • どんな行事なのか
    • お盆は、ご先祖様の霊が家に帰ってくるとされる期間です。
      8月13日〜16日の間に、仏壇の掃除をしたり、盆提灯や精霊棚を飾ったりして、ご先祖様をお迎えします。
      家族や親族が集まってお墓参りをしたり、会食をしたりして、故人やご先祖様を供養し、感謝の気持ちを捧げます。

  • 開催場所
    • 自宅
    • 墓地、寺院
    • レストラン
      • 自宅と墓地での行事が中心です。
        自宅ではご先祖様の霊をお迎えする準備をし、家族みんなでお墓参りに行って手を合わせます。

  • 費用
    • お供え物
      • 数千円
    • 盆提灯などの飾り
      • 数千円〜数万円
    • 会食費用
      • 人数によって異なる
    • お墓参りの費用
      • 数千円

お彼岸

  • どんな行事なのか
    • 春分の日と秋分の日を中日として、前後3日間の合計7日間を「お彼岸」と呼びます。
      この期間は、ご先祖様の供養を行う大切な時期とされており、多くの方がお墓参りに出かけます。
      お墓の掃除をしたり、お線香やお花、おはぎなどの供物をお供えして、ご先祖様への感謝を伝えます。

  • 開催場所
    • 墓地、寺院
    • 自宅(仏壇の掃除など)
      • お墓参りが一般的です。
        親族や家族がお墓に集まり、掃除をしたり、花や供物を供えたりして、ご先祖様に手を合わせます。

  • 費用
    • お供え物(おはぎ、お線香、花など)
      • 数千円
    • お墓参りの交通費

新築祝い

  • どんな行事なのか
    • 新築の家を建てた人へのお祝いです。
      新築の家は人生の一大イベントであるため、親族や友人、知人が集まって新居をお披露目してもらい、新たな門出を祝福します。
      現金や、新しい生活に役立つ家電、インテリア雑貨などを贈ることが多いです。

  • 開催場所
    • 新築の自宅
      • 新築の自宅でお祝いをすることが一般的です。
      • 新築の家を案内してもらい、一緒に食事をしながらお祝いをします。

  • 費用
    • 贈る相手との関係性による
      • 親族から
        • 5万円〜10万円
      • 友人、知人から
        • 1万円〜3万円

正月

  • どんな行事なのか
    • 正月は、新年を迎え、一年の家内安全や五穀豊穣を願う大切な行事です。
      門松や鏡餅を飾り、年神様を迎える準備をします。
      元旦には初詣に出かけ、家族や親族と「おせち料理」を囲んで新年を祝います。
      子どもたちには「お年玉」を渡すのが慣例となっています。

  • 開催場所
    • 自宅
    • 神社、寺院(初詣)
      • 自宅での家族行事と、神社やお寺での初詣が一般的です。
        自宅では家族全員でおせち料理を囲んで新年を祝い、子どもたちはお年玉をもらいます。
        初詣では、新年の挨拶や一年間の無事を祈願します。

  • 費用
    • おせち料理
      • 1万円〜5万円(手作りか購入かによる)
    • お年玉
      • 渡す人数や年齢によって異なる
    • 初詣の交通費やお賽銭
      • 数千円
    • 年賀状
      • 数千円


節分

  • どんな行事なのか
    • 立春の前日に行われる、季節の節目を祝う行事です。
      「鬼は外、福は内」と唱えながら豆をまき、邪気(鬼)を払い、福を呼び込むことを願います。
      また、その年の恵方を向いて無言で「恵方巻」を食べることで、無病息災や願い事が叶うと信じられています。

  • 開催場所
    • 自宅
    • 神社、寺院
      • 自宅での行事が最も一般的です。
        家族が集まって鬼の面をつけた人に豆をまき、邪気を払います。
        その後、恵方巻を無言で食べて一年の幸福を祈ります。

  • 費用
    • 福豆、鬼のお面など
      • 数百円〜数千円
    • 恵方巻
      • 1本数百円〜数千円

七夕

  • どんな行事なのか
    • 織姫と彦星が年に一度だけ天の川で出会う伝説に基づいた星祭りです。
      笹竹に願い事を書いた短冊や、様々な飾り付けを吊るして、技芸の上達や願いが叶うことを祈ります。
      子どもたちが中心になって楽しむイベントで、家族や友人たちと願い事を書くことを通して、夢や希望を語り合う機会にもなります。

  • 開催場所
    • 自宅
    • 公園や商店街(七夕飾りが設置される場所)
      • 自宅で笹飾りを行うのが一般的です。
        家族みんなで短冊に願い事を書き、色とりどりの飾り付けをします。

  • 費用
    • 短冊、笹竹、飾り付け
      • 数百円〜数千円

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